富山県　スレート屋根　コロニアル　劣化｜ガイソー富山店

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富山県のスレート屋根の劣化被害

2018.06.03

ガイソーブログをご覧の皆様こんばんは。
6月に入って３日経ちましたが、本当に暑いですね。
例年だと衣替えをしてもまだ肌寒いので長袖を着ていた記憶がありますが、
今年は早くも半袖が大活躍です。来週は30℃に迫る日もあるとのことですので、
暑さ対策を十分にしていきましょう！

さて、本日は富山県内でよく見かけるスレート瓦の劣化状況を写真とともに紹介していきます。
スレート瓦（俗称でコロニアルとも呼ばれていますが、正式にはスレート瓦です）は、窯業系サイディングボードと
同じ様な材質で、意匠性は高いですが、寒冷地では耐久性に少し問題があります。

↑このように段々と色が褪せてきます。

↑進行するとさらに真っ白に！ここまでくるとかなり危険です。

↑防水性が切れてくると水を吸ったり吐いたりを繰り返してこのように反り上がってきます。

屋根の表面が白くなっていく現象は外壁の爆裂現象と近いものがあります。
しかし、寒冷地では積雪によって傷めるケースも多いです。
積もった雪が凍り、その後滑って地面に落ちるときに表面塗膜を一緒に剥がしてしまいます。
これは、劣化が進んだ屋根に塗装した時も同じようなケースが発生します。
北陸地方では、築10年以上の住宅のスレート屋根には塗装はお勧めできない状態になりつつあります。
もし屋根塗装をするなら、築10年以内、それもなるべく早いうちにするか、
すぐに傷んでしまうことを覚悟のうえで塗るかということになります。
ただ、スレート瓦にはカバー工法という方法を取れますので、
「一度工事したら、屋根はしばらく触りたくない！」という方は
是非カバー工法をご採用ください。今年は昨年よりも屋根工事の依頼が多いですので、
皆様もお早目にご検討くださいませ。

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