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ガイソー富山店

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外壁塗装ブリード現象

2020.11.25

外壁の黒ずみ(ブリード現象)

以前他社で外壁塗装工事をした後からコーキングをした所が黒ずんで来てしまい、今回再塗装をしたいのですけどまた同じ事に成らないか相談を受けました。

縦目地の所が黒ずんで来ている。

ブリード現象
ブリード現象とは、シーリング材の成分の一つ「可塑剤」によって、シーリングやシーリングと接触するものに汚れが付きやすくなる現象です。可塑剤(かそざい)の入ったコーキング材を使っている場合、変色が起きたり、表面がベタベタして汚れやすくなったり、シーリング材の上に塗装をすると黒ずんで汚れてしまったりします。

ノンブリードタイプの塗装

下塗り材
今回の下塗り材はノンブリードタイプの下塗り材で一度ブリード現象が起きて居る部分を先に塗り、もう一度乾いてから下塗り材をもう一度部分ではなく全体に塗ります、今は最初の段階です。
上塗り
今回の塗料は下塗り材は勿論ノンブリードタイプですけど、中塗りと上塗りも同じノンブリードタイプの無機塗料を塗りました。

ノンブリードの原因(可塑剤)

可塑剤とは、材質を柔らかくする柔軟成分のことで、コーキング材や弾性塗料などに入っています。
可塑剤が入っているものと他のものが触れ合うと、可塑剤やその他の成分が相手に移る可塑剤移行(マイグレーション)という現象が起こることがあります。
プラスチックの消しゴムがベトベトになる現象も可塑剤が原因です。
今回はこの現象に成りかなり神経質になられたお客様の工事をさせて頂いております、完成後は楽しみです!

ガイソー富山店 橋本健治

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